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おまけのプロフィール|うつ病からの回復

たましいの遍歴(というほどのことでもないけれど・・・)

趣味 たましいの遍歴

<夫の病気の経験から学んだこと>

うつ病に苦しむ夫に対して、私には何もしてあげることはできませんでした。

ただ、できることは寄り添うことだけでした。

でも、この寄り添う」ということがいかに大きな力であるかということを徐々に理解できるようになりました。

そして、自分にできることは自分自身の問題と取り組むことだけだったようです。

 

夫がわりと早く回復の道へと向かったのは、あるとき「底を打つ」ことができたからだと思います。

それまで「なんとか良くなりたい」と足掻いて、足掻けば足掻くほど病状は悪くなっていきました。

それが、あるときついに「降参」したのです。ついに自分を明け渡した。

どうにもならない最悪の状態を、「あるがままの自分として受け入れた」と言ってもよいかもしれません。

そのとき初めて心身の力が抜けたのですね。

そして今までの生き方を振り返り、要らないものは手放し、決して無理をしない・自分をすり減らさない生き方を探すようになったのです。

 

同時に私自身も、それまでいかに外面的なものに価値を置いていたかに気づかされ、その価値観を夫にも押し付け、無理をさせていたことに気づきました。

私の影の部分を肩代わりして、夫が代表として生き方のゆがみを病気という形で表現してくれたのですね。

人間は個別のからだを持って生きているけれど、たましいにはいろいろなレベルがあって、家族としてのたましい(ユングのいう集合的無意識)は家族の中で光と影の部分をバランスをとっているのです。

 

夫の病のお陰で、しばらくはとても内省的な時間を過ごしました。

そして、それまでになくたくさんの本を読み、様々なことを学びました。

こころとからだはひとつであること。

病気の多くはこころ(たましい)の不調和のあらわれであること。

 

必要に迫られて読んだ心理学や宗教の本は、私が若い頃からとても興味のあったことだったことに
やっと気づいたのもこの頃です。

ユング心理学は私のこころを強く惹きつけました。

 

おもしろかったのは、その頃、ヘルマン・ヘッセの『デーミアン』を偶然読み返したことです。

この本を私は13歳のときに読んで感動に打ち震えたものですが、それを25年ぶりに読み返し、そこに書かれていることに本当に驚きました。

そして、ヘッセがその小説を書いたのが42歳の頃で、ヘッセ自らがうつ病で苦しみ、ユングの弟子に何度も精神分析を受けており、縁あってヘッセはユングと直接会うことになったのです。そして、ユングと会った直後に見た夢に基づいて書かれたのが『デーミアン』だったのです。

『デーミアン』はヘッセの作品の転機ともなる小説だと思います。

第1次世界大戦直前の混沌としたヨーロッパで自分を見失いかけていたヘッセが自らのたましいを再生させた作品です。

それを読んだ私は、自分のこころの奥底から力強いエネルギーが湧いてくるような感じがしました。

そして、作品の冒頭文、「ぼくはただ、ひとりでにぼくのなかから生まれ出ようとするものを、生きてみようと思っただけだ。それがどうしてこんなにもむずかしいものだったのだろうか。」という言葉について再び考えるようになったのでした。

 

 

 

 

 

趣味 たましいの遍歴

 

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Last Update: 2017-07-24
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